2026年3月6日、QGISの新バージョンである4.0「Norrköping」がリリースされました。このバージョンは、約8年ぶりのメジャーアップデートであり、特にQt6への移行が大きな特徴です。QGISのユーザーは、これまでの経験を活かしながら新機能を活用できるでしょう。

QGIS 4.0の新機能

QGIS 4.0では、過去バージョンからの移行に伴う機能強化が行われています。特に、パフォーマンスが向上し、セキュリティも強化されました。新たに100以上の機能が追加され、ユーザーにとって利便性が増しています。例えば、CMYKサポートの追加や、Bézier曲線を管理するツールなどが新たに搭載されています。

また、QGIS 4.0は「早期採用版」であり、安定した運用が求められる環境ではQGIS 3.44がLTR(長期サポート)版として引き続き推奨されています。今後、QGIS 4.2が2026年10月にLTR版となる予定です。

プラグインの互換性と移行の考慮点

Qt6への移行に伴い、QGISのプラグインにも影響があります。現在使用しているプラグインがQt5限定で構築されている場合、QGIS 4.xでは動作しない可能性があります。ただし、旧APIに依存するプラグインは当面の間は動作が維持される見込みです。

プラグインの開発者は、新たなQt6に基づく修正が必要となるため、移行計画を慎重に策定する必要があります。QGIS公式プラグインリポジトリには、QGIS 4に対応したプラグインのリストも公開されていますので、必要なプラグインが対応しているか確認することができます。