2026年7月5日、PostGISチームは新たにPostGIS 3.7.0alpha1を公開しました。このリリースはPostgreSQL 14から19 Beta1、GEOS 3.10以上、およびProj 6.1以上の環境に対応しており、最新の機能を利用するためにはこれらのソフトウェアのバージョンが必要となります。

新機能と改善点の概要

今回のリリースでは、多数の新機能と改良が加えられました。特に、SFCGAL 2.3.0以降を必要とする機能が追加されたことや、さまざまなトポロジー機能が改良されたことが挙げられます。これにより、複雑な空間オブジェクトの処理がより効率的になりました。

This version requires PostgreSQL 14 - 19beta1, GEOS 3.10 or higher, and Proj 6.1+.

このバージョンはPostgreSQL 14から19ベータ1、GEOS 3.10以上、およびProj 6.1以上を必要とします。

出典: PostGIS 3.7.0alpha1 | PostGIS

引用にあるように、環境条件が厳しくなった反面、最新機能の恩恵を受けるためにはこの新しいバージョンへのアップグレードが不可欠です。多くの新機能と共に、既存の機能が大きく改善されている点が特徴です。特に加わったST_CoverageEdges関数は、ポリゴンのカバレッジ内での共通エッジを処理する新しい手法を提供します。

重要な変更点

このバージョンにはいくつかの重要な変更点も含まれています。例えば、古いPostgreSQLのバージョンである12および13のサポートを廃止することが決定されました。また、トポロジー機能のいくつかのデフォルト動作も変更されています。これにより、ユーザーは新しい基準に基づいた正確な結果を得ることが可能となります。

This release is an alpha of a major release, it includes bug fixes since PostGIS 3.6.4 and new features.

このリリースは主要リリースのアルファ版であり、PostGIS 3.6.4からのバグ修正と新機能を含みます。

出典: PostGIS 3.7.0alpha1 | PostGIS

PostGIS 3.6.4からのバグ修正や新機能が含まれているという点は、開発者にとって特に重要です。この改善により、データ処理の精度や速度が向上し、GISエンジニアが日常的に取り扱うデータの質も大きく向上します。